@−F−5 2017(Ver.5) 基礎の学び Fグループ 整えられる為に (第5) 預言と預言の吟味
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預言とは神様の言葉を預かるという意味で、未来を予告する予言とは異なります。
「わたしはあなたを愛している」という単純な語りかけを神から受け取り、それを語る事も預言です。
A
預言の能力にはランクがあり少なくとも「(1)だれでもできるレベルの預言 (2)預言の霊による預言。(3)預言の賜物による預言 (4)預言者による預言」という4つのレベルがあります。
B
■ 預言者による預言
預言者は神が特別に立てた器であり、特別に預言的な能力が与えられており、時には他人が知りえない個人的な出来事までよく言い当てることが見られます。

ただ、旧約と新約では預言者の機能が違います。旧約は、Eメールを転送するように神の言葉を直接伝えましたが、新約時代では、預言者が自分の知性や感覚と照らし合わせたりして言葉を消化して伝えます。

五役者(エペソ4:11)にあるようにチームミニストリーとして機能するものなので、たった一人のカリスマ的能力によって教会は前進しません。一人が受け取る啓示は不完全なものなのです。
つまり、新約時代の預言はたとえ(4)の預言者レベルであっても間違えることがありうるのです。

■ 普通の人たちによる預言
この学びでは誰でも語れるレベルの預言の方法を中心に解説いたします。

上に書いた(1)〜(3)までのレベルの人は聖書がいうガイドラインの「人の徳を高め、慰め、勧める」言葉のレベルにとどまっているべきです。つまり、未来の出来事を予告したり、戒めを与える言葉を語るべきではありません。

■ アクティベーション(活性化)という概念
旧約聖書の預言者は、任命された人の上に御霊がとどまり預言者となりました。つまり能力開発の為の努力も練習も必要ありません。
一方、新約聖書の時代には全ての人に御霊が与えられ、その御霊を通じて神とつながり預言をします。それゆえ全ての人が発展途上です。そのために、活性化が必要であり預言の精度を増すには開発が必要です。

1)全ての人が預言できる
              (1コリント14:31)あなたがたは、みながかわるがわる預言できるのであって、すべての人が                                              学ぶことができ、すべての人が勧めを受けることができるのです。

2)その賜物は熱心に求めるべきもの
              (1コリント14:1) ・・・御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。

3)それがよいものであることを知る
              (1コリント14:4)・・・預言する者は教会の徳を高めます。

4)用いられるには学びや訓練が必要であることを知る
              (1コリント14:31) あなたがたは、みながかわるがわる預言できるのであって、すべての人                                                が学ぶことができ、すべての人が勧めを受けることができるのです。

5)吟味が必要
              (1コリント14:29) 預言する者も、ふたりか三人が話し、ほかの者はそれを吟味しなさい。

■ その効能
1)普通ではない突破を与える
クリスチャンは誰でも神様とつながっていますので誰でも御言葉から語りかけを受けることが出来ます。しかしそれには限界があり、また、落胆しているときには、受けれる御言葉も受け取ることが出来ません。

そのような中、他の人から語られる励ましの言葉・・・人間的な慰めの言葉ではなく、神からの励ましの言葉はとても有益です。

第2歴代誌20章で他国からの侵略の危機にあったユダ王国の状況に変化を与えたのは14節でヤハジエルが語る主からの預言的な励ましの言葉を聞いたときからでした。

■ 語る場合の注意点
1)普通の言葉を用いること:預言というと何か宗教的になったり、権威付けをするために変な行動をする人がいますがそうあるべきではありません。

2)コントロールに用いてはならない:

■ 預言を受ける場合の注意点

  1. 吟味する、間違いもありえる

人間ですから間違える場合があります。預言者であっても完全ではありません。
(第1コリント14章29節)には吟味しなさいと書いています。
C

  1. 時間・タイミング

預言の言葉の意味は、預言で語られたことが必ず成就するわけではありません。成就しなかったからといって預言者が間違えたとは限りません。
D

  1. すべての預言には条件がともなっています。

出エジプト記19章5節のように、預言が成就する為には私たちが満たすべき必要条件というものがあります。自分のするべき分を果たしていないのに、成就しなかったり、成就したものの困難な目にあっても文句は言えません。
E

  1. 良い部分だけを受け取らない

預言は基本的に徳を高めるために語られる言葉です。通常その人についての悪いことを言わないので、「自分は罪を犯しているのに何も言わない。これでいいんだ」とは思わないでください。
F

  1. 録音すること

耳で聞いた言葉は自分で都合よく解釈してしまいがちです。客観的に判断できるように録音することをお勧めします。
G

  1. 指導者(牧師)の判断を仰ぐこと

殆どの人はそうしませんが預言を録音して牧師や指導者に聞いてもらって吟味されるべきです。また、隠れてその預言を握り締めて、人に知られたくない。というのは健全ではありません。
H

  1. 覆いの元でミニストリーを受ける

預言者がある教会に招かれてミニストリーを行う場合、その人がどれだけ有名な預言者や使徒であっても、あくまでもその一教会の牧師の覆いの下でミニストリーを行っています。ですから、預言者の言葉がその教会の牧師の言葉より権威があるわけではありません。
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  1. 預言者が会衆の前でその教会や牧師を批判することはありえない

個人預言を受けた結果、間違った解釈をして「やっぱり私の牧師は間違っていた」などと結論を出す人が昔いました。預言者が教会や牧師に対する批判を会衆にすることはありえません。必要なら預言者は直接牧師にそのことを話したはずです。ですからそのように解釈される解釈も間違いです。